医学部合格

まずは『嫌い』教科から『苦手』教科へ。圧倒的な演習量と基礎徹底こそが東大合格のカギ。

亀田さん 東京大学 理科Ⅰ類 進学

入塾前に抱えていた課題

基礎の穴を埋められていなかった入塾前。
入塾前は学校の小テストや定期テストを中心に勉強のサイクルを決めていました。
「毎日シリーズ」と名付けて、英数国などは毎日少しずつ問題集を進めていましたが、いかんせん量が足らず、また、特に英語と物理は基礎の穴を埋めるまでには及ばなかったので、定期テストでも四苦八苦していました。

私にとっての合格の原動力

圧倒的な演習量と基礎徹底が、東大合格への原動力。
私の合格原動力となったのは、圧倒的な演習量、そして基礎に対する意識の変化だと思います。

演習量については、それとしてはっきり分からなくとも、受験前日に先生と交わした握手と共に、受験当日の緊張を和らげてくれる自信に繋がりました。

合格が決まった後、大量のプリントを整理しているうちに実感したことですが、私はこの一年で、例えば物理であれば、東大の過去問を30年分演習していました。
それだけの演習量を共にやってくださった先生方には感謝が尽きません。

月並みではありますが、やってきたこと以上に自分を支えてくれるものはないと思います。
実際、現役時代には届きもしなかった成績を模試で出すことができました。
また、本番の東大入試においては、一年前現役で受験した時と比較し、二次試験の点数が50点以上も上がりました。
基礎徹底の意識については、これから先、大学、職場などで何かをする時も、大切にしようと考えています。

私は現役の時、同じクラスの人が応用演習をして、ぐんぐん力をつけているように感じ、どうにも基礎になかなか身が入りませんでした。
やらなきゃいけないとは感じても、それでは彼らに追いつけないのではないかという不安の方が大きかったのです。

しかし、浪人の時、特に苦手教科だった英語の木村先生、物理の栗栖先生とやり取りをする中で、 応用を求めるより先に基礎を固めるべきだと感じるようになりました。
実際、先生に言われるように基礎をやってから応用問題に取り組むと、以前より早く、そして正確に解けるようになっていました。

そのおかげで、前者の演習量も確保できたのだと思います。
大手に通っていたらこの気持ちが身に付くことはなかったと思うので、そう思わせる環境を提供してくれる理数セミナーは貴重な存在だと思います。

これから受験する人たち・後輩たちへ

まずは『嫌い』教科から『苦手』教科へ。
受験にかかわらず、勉強は興味を持って楽しんでやった者勝ちだと思います。
まず、そのための土台として基礎を固め、辛いとか面倒臭いといった負の感情を持ちがちなところを、あえて好奇心を持って取り組むと、思った以上に成績も伸びるものです。
そして、できたら『苦手』教科は持っても、『嫌い』な教科は持たないことを勧めます。
この二つは、得てしていっしょくたにされがちですが、全く違うものだと私は思います。

『嫌い』というのはどこか拒否感が付きまとうものです。
対して『苦手』は、まだ好きになって、そして得意に変えられるだけの可能性があります。
それは小さいけれど、大事なことだと思います。
とは言え、受験中は何かと辛いこともあります。
そんな時は、仲間と一緒に話したり、口頭チェックするなどして、勉強を持続させていけばいいと思います。

先生や家族へのメッセージ

今年の一年間がなかったら、先生たちとここまで深く関わることもなかったのかなと思うと、理数セミナーに行くことに決めて良かったと思います。
今思うと、以前の私は自分のできなさがよく分かっていなかったのだと思います。
それに気づかせてもらっただけでも本当に良かったです。

まずは、これから二年後に待っている学部学科選択(進振り)で自分の行きたいところに行けるよう、今年学んだことをいかして、また勉強していこうと思います。

今まで、ありがとうございました。

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